Aurora and upper atmosphere
私たちは、オーロラなどの超高層大気発光現象から、太陽と地球のエネルギーと物質の流れを理解しようとしています。れいめい衛星搭載のオーロラカメラや地上光学観測機器を用いて、アルフベン波加速に関連するディスクリートオーロラや、ピッチ角散乱による脈動オーロラやブラックオーロラを調べました。また、磁気嵐時に窒素分子イオンが上部電離圏まで上昇して共鳴散乱発光する様子を、初めて地上から観測することに成功しました。
オーロラと超高層大気
Development of optical-infrared and radio instruments
ハワイのハレアカラ観測所に設置した遠隔操作のできる望遠鏡施設(T60、T40)と、可視分光器、中間赤外ヘテロダイン分光計を用いて、惑星の観測を行っています。またJAXAや海外機関と共同で科学人工衛星、宇宙ステーションや惑星探査機に搭載する機器開発や数10KHzから数100MHzまでの広い周波数範囲の電波を観測する多様な装置を開発しています。