第2回4年生研究発表会(2023/1/17)
1/17に、地球物理学コースの第2回4年生発表会が行われました。
自分の研究成果を他領域の先生方・同期に発表し、質疑も含め有意義な回となりました。
また他領域の発表を聞き、専門外の新たな知識・視点を得ることもできました。
以下、各人の感想です。
【大畑】中空ファイバカプラを用いた大気観測用中間赤外ヘテロダイン分光器の開発状況
自分の研究発表は論文紹介とはまた異なり、「何を強みとするか」をどれだけ伝えられるか、といったことが非常に難しかったです。今回の発表会に向けた資料作成や質疑から、自分のしている研究について改めて深く考えることができ、今後進んでいく力となりました。
【木下】衛星イオの火山観測に向けた地上中間赤外観測装置MIMIZUKUの視野切替え機構の制御試験
自分がしてきた実験の意義、プロセスを12分という短い時間で伝えるための情報の取捨選択が難しかったです。その分、実験の本質的なところはどこかを再考する機会となり、有意義な発表でした。
【桑山】低周波VLBIの観測目標としての矮星連星
自分でした作業がほとんどなかったのですが、これからするかもしれない作業の準備の話を形にすることで、なんとかなりました。
前回以上に発表を時間内に収めることに苦労しましたが、先生方からのアドバイスを頂いて、内容を省きながらも分かりやすくすることができたと思います。今後の発表にもつながる経験となりました。
【茂野】北欧LAMP2ロケット搭載オーロラ観測カメラの開発
2回目の発表でしたが前回同様、他領域の4年生に理解できるように、かつ時間内に収めなければいけないという点で苦労しました。ですが、自分のやっていることや今後やることの整理ができ、また、受けた質問やコメントで自分に足りていないことや考えなければいけないことがわかり、良い機会となったと思います。
4名は引き続き大学院で研究に取り組む予定です。
研究を行う中で学んだことや今回頂いたコメントなど、今後の研究や発表機会に活かしていきたいと思います。
(文責:大畑)