MOOC(解明:オーロラの謎)英語版進行中

MOOC(Massive Open Online Course:大規模公開オンライン講座)は、世界中に登録者を持つ、新しいオンライン学習サービスです。東北大学は、2016年からMOOCに参加して、日本語版のコンテンツを提供しています。

昨年の暮れの押し迫った頃、これまで日本語で配信していた番組を英語に吹き替えました。場所は仙台駅前のNHK関連会社の録音スタジオ。早朝から夕刻まで、まる2日間かけて、収録しました。

今回提供するテーマは、「オーロラ」です。寒い地域の夜を飾るオーロラですが、地球以外の惑星(木星、土星など)にも、出現します。番組では、オーロラ発生の仕組みについて解説するとともに、
PPARCで進めている望遠鏡プロジェクト、JAXAの衛星プロジェクトに参加して得られた成果、そして世界の関係研究機関との共同研究から得られた知見を紹介しています。

全部で4時間以上にわたる配信内容ですが、現在、NHKエデュケーショナルにて、編集作業が続けられていて、来年度、世界に発信される予定です。

日本語版は、6200人の皆様に視聴していただきました。多くのご質問を頂き、PPARCの大学院生3名(近藤さん、荒川君、吹澤君)の協力を得て、回答しました。
今度は世界に向けての配信です。世界からは一桁多いご質問が予想されますので、事前の備えを行おうと思っているところです。(小原隆博)

[日本語版MOOC配信の様子]