明滅オーロラとともに起こるオゾン破壊 ~宇宙からの高エネルギー電子が大気に及ぼす影響を実証~(2021/7/15)

名古屋大学宇宙地球環境研究所の三好 由純 教授ほか、国内外の研究者が参加した国際研究グループが、脈動オーロラと呼ばれる明るさが明滅するオーロラが発生した時に、オーロラを起こす電子よりも1000倍以上のエネルギーを持つバン・アレン帯(放射線帯)の高エネルギー電子が一緒に大気に侵入して、高さ60km付近の中間圏にまで達することを発見しました。この高エネルギー電子によって、中間圏のオゾンが10%以上減少することが数値計算から明らかになりました。
詳しくは、以下のプレスリリースをご覧ください。(文責:土屋)

東北大学プレスリリース
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/07/press20210714-00-aurora.html
東北大学理学部広報
https://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20210714-11654.html