PPARC活動のTelework化 — 「行動指針 – レベル3」対応 (2020/4/17)

PPARCは、この1週間で急激に「telework」に適応してしまいました。

東北大は、4/8から「行動指針 – レベル3」状態になっています (2020/4/8ニュース)。
これは、研究・教育を以下の状態で遂行するという要請です。
■実験・研究の継続に必要な方は、現場滞在時間を減らして立ち入り。
■それ以外の方は、自宅作業。
■学内会議は、原則オンライン。
■授業は、オンライン。
(参考: 新型コロナウイルス感染拡大防止のための東北大学の行動指針(BCP))

PPARCの研究・教育は、地球上層大気から惑星に至る広大な領域を、装置の開発・運用を梃子に進めていくものです。
研究水準を落とさずに実験・開発を止めることは不可能なため、以下の方針で動いております。
(1) 開発・実験メンバー(数人)の安全を保障しつつも、活動レベルは極力維持する。
(2) 在宅で仕事ができる人は、滞在率を極力落とす。
(3) この状態でも、全体出力は維持する。各種ネットツールを駆使し、むしろ増やしたい。

今週前半までは、在宅仕事用のPC・ネットワーク・システムの設定などでばたばたしていました。
今週後半にはほぼ落ち着き、現在の実効滞在率は「20%以下」で回りつつあります。

出張が多かったメンバーからみれば、「出張先でやっていた作業が家に移っただけ」という側面もあります。
全員が全員そんなわけもなく、特に研究室に新しく加わり、テーマ設定と仕事の立ち上げ段階にあった学部4年生には、例年にない苦労を強いてしまうことになり、申し訳なく思っています。

私は「最悪の状況を想定しつつ、楽観的に行動する」というたちでもあり、こういう状況は予想しないでもなかったわけで、いまさらじたばたしても始まらず。
状況に過剰適応するために頑張る、というほどの気合もなく、この状況はこの状況で楽しみつつ、のんびり構えて対応していきたいと思っています。
みなで、のんびり楽しく仕事をする方法を発明していきたいところです。

(笠羽)