土星オーロラ電波を用いたTitan電離圏密度推定

Titanの電離圏密度の推定は2017年に終了したCassini探査機を使った手法が主であり日時、範囲が限定的でした。この研究ではこれまでにない、「Titanの電離圏を通過した土星オーロラ電波から推定を行う」という独自手法を使って密度推定を行います。

既存の手法では推定できなかった領域、時間帯の密度構造を明らかにすることでTitanの電離圏における太陽極端紫外線や土星磁気圏プラズマの影響をより広域かつ詳細に統計分析し、タイタンの大気環境の全貌解明を目指します。

現在は、第77回Titan・flyby(T77)に焦点を当てて解析を進めており、少なくとも30セット以上の密度推定が可能であると見込んでいます。

文責:加藤豪流