仙台市天文台公開サイエンス講座 「火星ってどんなところ?~人が住めるか考えよう~」

昨年度に引き続き、仙台市天文台と東北大学理学研究科主催の公開サイエンス講座が7月28日(土)に仙台市天文台で開催されました。今年は15年ぶりの火星大接近ということで、「火星ってどんなところ?~人が住めるか考えよう~」というテーマで企画を行いました。私たち地球物理学専攻C領域と地学専攻の中村研掛川研のみなさんで、2か月ほど前から展示物等の準備を重ね、当日は悪天候にもかかわらず550名以上の方が来てくださりました。火星の地形の3D模型に触れたり、ペーパークラフトや折り紙で火星や探査機を工作したりと、お子さんも親御さんも楽しんでいただけたのではないでしょうか。中には夏休みの自由研究にするために、熱心にメモを取るお子さんもいらっしゃいました。

昨日がちょうど最も火星が接近した日でしたがどのくらいの人が火星をみたのでしょうか。前回の火星大接近時に私は小学校4年生ほどで、最も接近した日に望遠鏡をのぞいたらしいのですが、眠かったのか次の日には全く火星を見た記憶はありませんでした。私の話はどうでもいいですね。今回来てくださったお子さんたちの中にも、将来宇宙の研究をする子がいると嬉しいですね。

(平井)