JpGU2024年大会 (2024/05/26-31)
5/26から5/31の6日間、幕張メッセにてJpGU(日本地球惑星科学連合)2024年大会が開催されました。
JpGUは、地球物理学分野における国際学会の一つです。
惑星科学だけでなく、地球内部や気象・海洋といった地球科学に関わる数多くの学会が集まって開かれます。
今年も本センターから多くの学部生・院生・教員が現地に赴き、口頭・ポスター発表に参加しました。
発表を通じて最先端の知見を学び、また多くの議論を交わすことで、今後の研究における大きな財産となりました。
加えて、普段交流の少ない他分野との交流は大きな刺激となりました。
今回が初の学会参加となったB4の菊地くんは、「学生含め多くの研究者が何をしているのか目の前で見ることができてとても楽しかったですし、興味をそそられました。来年はこの学会で発表できるように励んでいきたいです。」とのことでした。
発表された皆さま、議論してくださった皆さま、ありがとうございました。
今後の研究生活も一層気を引き締めて邁進してまいりたいと感じた一週間となりました。
以下、本センター学生による発表タイトル一覧です。
【口頭発表】
・佐藤(D1)”Plasma Sheet Conditions at Europa’s Orbit Retrieved from Lead Angle of the Satellite Auroral Footprints”
・大畑(M2)”Development of mid-IR heterodyne spectrometer with hollow fibers and the hollow fiber coupler for the observation of planetary atmospheres”
【ポスター発表】
・風間(D2)”MEx/OMEGA観測データ2.7μm-CO2吸収帯から導出したダスト量による局所砂嵐の統計解析”
・安田(D2)”3D occultation modeling of Jovian auroral radio waves to uncover the ionospheric formation process of icy moons”
・木下(M2)”木星のオーロラと衛星イオ火山活動観測のための近赤外高分散エシェル分光器ESPRITの開発”
・桑山(M2)”太陽・惑星電波観測用広帯域フィードシステムの開発”
・鈴木(M2)”高エネルギー粒子降下による南極昭和基地上空での中間圏オゾン濃度変動”
・川潟(M1)”Arase衛星の衛星電位を用いた地球磁気圏・電離圏における電子密度導出の検討”
・能勢(M1)”惑星分光観測衛星ひさきを用いた金星熱圏の水素大気光変動への太陽風の影響”
・松下(M1)”ひさき衛星の極端紫外分光データを用いたエウロパ軌道における磁気圏プラズマ診断”
(文責:大畑)