AGU2024に参加しました(2024/12/9-13)
12/9-13にアメリカのワシントンDCで開催されたAGU fall meeting 2024に本センターからM1能勢、堺先生が参加しました。AGUは地球惑星科学の学会としては世界最大規模の学会で、今年は約3万人がワシントンDCに集結しました。惑星科学をはじめ地球物理学分野の最先端が集まり、大盛況でした。
私は初めての海外学会参加で、まずは会場にたどり着けるのか?というところから心配でした。惑星大気物理学分野の同期である生方くんと協力して無事に発表し、日本に帰ってくることができました!
発表リストは以下の通りです。
堺正太朗:Effects of stellar XUV spectra on ion escape from a Mars-like planet orbiting inactive low-mass stars
能勢千鶴(M1):Influence of the Solar Wind on the Hydrogen Airglow in the Venusian Upper Atmosphere Observed by Hisaki
ポスター発表では共著者のお知り合いをはじめ、大変多くの方に興味を持っていただき、実りある議論になりました。自身の研究に近い話や、国内の学会ではあまり聞けないヨーロッパやアメリカの将来ミッションの話を聞くことができ、今後の研究につなげていきたいと思います。
ワシントンDCには数多くの博物館・美術館が所在しています。空き時間を使って航空宇宙博物館をまわりました。半分はリニューアル工事中でしたが、回るのに3時間以上かかるほどの充実の展示で、航空宇宙開発の歴史に思いをはせながら楽しみました!
すごく充実した1週間を過ごした半面、英語でのコミュニケーションにもどかしさを感じたり、優秀な同世代に圧倒させられました。今後もより一層精進していきます!
(文責:能勢)