探査機や地上望遠鏡に搭載する光赤外・電波計測器の機器開発
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人工飛翔体搭載機器
JAXAや海外機関と共同で科学人工衛星、宇宙ステーションや惑星探査機に搭載する機器開発を行っています。これまで、オーロラ衛星れいめい、月探査衛星かぐや金星探査機あかつき、惑星宇宙望遠鏡ひさき、ジオスペース探査衛星あらせ、国際宇宙ステーションIMAP/VISIなどに光学・赤外分光器などの装置を搭載しました。現在、2020年代打ち上げ予定の火星衛星フォボスサンプルリターン計画MMX、欧州木星探査機JUICEなどに参加しています。
Fig. 国際宇宙ステーション(ISS)暴露部に取り付けられた観測装置IMAP.
A visible and near-infrared spectrograph IMAP/VISI for auroral and airglow observations installed on the international space station. (c) JAXA
探査機や地上望遠鏡に搭載する光赤外・電波計測器の機器開発
電波観測装置
数10KHzから数100MHzまでの広い周波数範囲の電波を観測する多様な装置を開発しています。計測対象となる電波は、電波発生過程や電波伝搬媒質の情報を含む木星磁気圏や太陽コロナ大気から到来するプラズマ放射やシンクロトロン放射等の自然電波や、その電波伝搬路の変化から電離圏・磁気圏変動の情報が得られる人工電波です。開発対象となる装置には、アンテナ本体や高感度・高分解能受信装置等の地上観測装置に加えて、国内外の共同開発プロジェクトとして進められている科学衛星や惑星探査機搭載用電波受信装置も含まれています。
Fig. [left panel] Iitate Planetary Radio Telescope (IPRT) / [right panel] Front-end of the highly sensitive radio wave receiving system installed on IPRT.
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