南極点に行き、オーロライメージャーのメンテをしてきました

坂野井です。11月5日から29日まで、南極点にいってきました。南極点には、アメリカのアムンゼンスコット基地があります。今回私は、そこに設置している6台のオーロライメージャーのうち2台を新たなものに交換する作業と、過去2年分のデータ(10TB!)のデータを回収してきました。

私が学生のとき、日本の南極・昭和基地に越冬してから20年たちます。そのときは、砕氷艦「しらせ」の乗り、昭和基地にいくのにひと月以上かかりました。

今回は、ニュージーランド・クライストチャーチに飛び、そこからアメリカ軍の飛行機でまずマクマード基地(南緯77度)まで飛びました。あっという間(といっても3日間)につきました。

マクマードは1000人くらいいる大きな基地で、ショップや床屋さん、銀行もあり、普通に生活できます。予定では、ここに1泊して、南極点基地へ飛ぶ計画でしたが、予想外に天候が悪く、連日フライトがキャンセルされました。ニュージーランドからのフライトもキャンセルされ、だんだん食堂の生鮮食料も減っていきました。毎朝5時に起き、南極点へのフライトの準備をして待機、キャンセルを繰り返しました。。。

このままタイムリミットになり、日本に帰ることになるかと危惧しましたが、結局予定より約2週間遅れで、南極点に飛びました。ほっとした気持ちが強かったです。

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南極点は、気温がー30〜ー40℃、風が強いため体感温度ー50℃、標高3200mで空気が薄く、非常に乾燥(湿度計は湿度1%を示していました)しており、過酷な環境です。特に空気が薄いため、同行した京都大学の海老原さんは寝込んでしまい、慣れるまで2日くらいかかりました。

南極点の滞在期間は、マクマード基地からの移動が大幅に遅れたため、予定よりも短縮されて5日間ほどとなりましたが、計画していた2台オーロライメージャーの交換とデータ回収を完了することができました。ちょうど週末はThanksgivingと重なり、特別なディナーに参加できました。

帰りは行きと打って変わって天気が良くなり、27日夜に南極点を出発して、マクマード基地を経由して28日にはクライストチャーチに着き、さらにその翌日には日本に帰国することができました。予定より5日ほど帰国が伸びてしまいましたが、翌日(11/30)からサンノゼに行く予定だったのでほっとしました。

(坂野井健)