ハレアカラT60望遠鏡のファイバー面分光器を用いた水星Na外圏大気の時空間変動の観測

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水星はアルカリ金属を含む希薄な大気を持っています。特に中性Naによる発光は明るく、地上観測しやすいのが特徴です。私たちは東北大学がハワイに所有する60望遠鏡(T60)を使って水星の大気を2次元でとらえて観測しています。

2027年から水星に軌道投入されるBepiColombo探査機と協力し、地上とその場の両方から水星を観測しようと取り組んでいます。

水星は地球と比べて小さい磁気圏を持ち、その変化の時間スケールも数分と小さいです。それらと大気の変動の相互関係などを知ることが出来たらいいなと思いながら観測を目指しています。

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