東北大・宇宙航空拠点 第一回シンポジウム 「極限生命医学とインフラ研究から拓く未来の宇宙文明」(2019/10/5)

(文責:笠羽 [事務局として])

東北大・は、前身の非公式連携組織 “宇宙航空研究教育連携委員会” が発展してできたもので、実際の活動は10年弱になります。
とはいえ、公式に大学の組織図に載った新組織発足(2019/4から)。
これを記念して、全学シンポジウムを「まだ野のものとも山のものともしれない学部生諸氏、そして連携範囲の一部だけは見えているが全体はわかっていないであろう大学院生諸氏」のために開催いたしました。

シンポジウムは、流体研・生命科学研究科の皆様に支えて頂き、東北大・片平にて約90名の参加を頂いて賑やかに行われました。
賑やかであったがために、茶話会の開始は予定より大幅に遅れてしまいました。
でも、みなさま有益であったようで何よりです。対象を学部生以上としたがために、講師側も聞く側も、それぞれ専門外ではあるものの「宇宙の現場を共有する仲間」に対して訴求力のある講演・質問を行おうとしたため、予想していたよりさらに刺激的な会となりました。
実際、このシンポジウムのあとにいくつかの共同研究の案なども出ています。

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プログラム。私は事務局として企画・雑用・質問を担当したわけですが、この企画は、意図的に「理の学部生・院生」に向けたメッセージでもないわけでもないです。というのは、「対象として調べる」「調べる手段を開発する」という性格で宇宙と太陽系空間を眺めるScience畑の方々から見て、この現場を「利用の場」「生存の場」「産業の場」「アクセスの場」として共有している方々がどう活動しているか、という観点を知ることは、別な視点から同じものをみる、という意味で大変重要だからです。(話をするのをサボった、というわけではありません。。。。)

講師の皆様、最新話をご提供いただきありがとうございました。



進行中の本学-JAXA共同の研究活動に絡んだ中では、(左図) 「生命/医学」でJAXA宇宙医学生物学G・古川聡グループ長/宇宙飛行士、(右図) 「ロケット工学」でJAXA角田センター・吉田誠所長 にも直接ご報告頂き、学生/院生を強く刺激頂きました。

学内からも、 国際宇宙ステーションを舞台とした最新医学研究、金属3Dプリンタによる宇宙工場の可能性、小型衛星が拓く世界と日本そして東北大の新宇宙活動。 また、 院生に開かれた国際宇宙大学への扉、 学部生による活発な宇宙サークル活動の紹介も行われました。



来年の企画検討に入っております。今回登場しなかった「法・社会の面」「航空技術の面」「計算科学との連結」「環境・防災との連結」・・・(と「理」=科学観測の将来提案検討状況!)などの案が挙がっております。お楽しみに!