日本地球惑星科学連合2023年大会(JpGU2023)

こんにちは、B4の能勢です。今回は5月に行われた学会について報告します。

2023年5月21~26日にかけて日本地球惑星科学連合2023年大会が幕張メッセで開催されました。この学会は地球科学に関わる数多くの学会が集まって開かれるもので、地球物理学分野における国際学会の一つです。本センターからも多くの学生が現地に赴き、口頭・ポスター発表に参加しました。

 

 

研究室に配属されてから参加する初めての学会でしたが、まだ知らなかった最前線の研究にたくさん触れることができ、刺激的な1週間でした。個人的にはPhantomという金星大気に気球を降下させて下層大気を直接調査するミッションの発表が大変興味深かったです。

 

また本センターの安田陸人さん(D1)が日本地球惑星科学連合2023年大会 学生優秀発表賞を受賞しました。

URL:日本地球惑星科学連合2023年大会 学生優秀発表賞

安田陸人(D1):木星氷衛星電離圏探査に向けたパッシブレーダーの数値シミュレーション

安田さんおめでとうございます!!


学生の発表一覧

口頭発表

風間暁:OMEGA/Mars Expresで観測されたCO2 2 μm吸収帯による火星表面圧力分布の解析
佐藤晋之祐: Interpretation of the North-South Asymmetry of the Oxygen Aurora Morphology on Europa Using a Test Particle Simulation

 

ポスター発表

安田陸人:木星氷衛星電離圏探査に向けたパッシブレーダーの数値シミュレーション
吉野富士香:水星の日中連続観測などに向けたハワイ・ハレアカラ東北大 60cm 望遠鏡に搭載する補償光学装置の開発
大畑元:Development of mid-IR heterodyne spectrometer with fibers and a fiber coupler for the observation of planetary atmospheres