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2015年9月20日

ハワイ・ハレアカラ観測所の天気

ハワイ・ハレアカラ観測所は、マウイ島ハレアカラ山頂(海抜3040m)にあります。2015年9月に60cm望遠鏡を移設、設置してから約1年が経過しました。この間、いくつかの観測装置を用いて連続観測を実施してきましたが、いつも気になるのは、観測中の天気です。観測ドーム脇に設置している気象観測装置等で測定した風速、湿度をもとに、一定の条件を満たさないと観測ドームを開けることができません。一体どれくらいの期間ドームを開けることができるのか気になったので、同じ観測所にある40cm望遠鏡サイトの過去5年分の気象観測データを解析してみました。

fig1a.png左上の図は、温度と相対湿度の時間別平均値を示しています。日中の湿度は、明け方から午前中が低く、午後は高くなっています。この結果は現地で作業していても、午後は観測所が雲に覆われることが多いこととも符合します。夜間の湿度は気温と反相関する傾向がよく表れています。

fig2a.png 左下の図は、1時間ごとの最大湿度が80%未満となる時間の割合を、月別に表したものです。相対湿度が80%未満であれば必ず晴れているというわけではありませんが、観測可否の一つの目安であると言えます。冬季は比較的天気が悪く、特に2月、3月は冬の嵐の影響で、積雪や観測所が閉鎖されることがあります。それでも、年間平均で約70%の時間を観測に充てることができるサイトはとても有用です。(鍵谷将人)

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